矢原繁長個展> 2011.3/19(土)〜30(水)
〜物質・思考・時間〜

十数年前にアドバイスを求めた矢原さんへ厳しく対応したそうです。そのことがその後の創作の原点になったと聞きました。それとは別に昨年の兵庫「県展」の大賞受賞作品を印象深く記憶していたところに再会があり、今回の個展へと結びつきました。 現代美術家としても、詩人としても多彩な受賞歴がありますが、共通して、言葉であれ物質であれ、それらを抒情という湿度を与えずに夾雑物を鑢(やすり)をかけて落とし、そのままゴロンと構成することで現代の一面を提示します。矢原さんの現時点での集大成がギャラリー島田Deuxという空間全体を作品として実現するのです。
島田 誠
ここ数年、私の最大の関心事は「時間」という概念です。その概念は、如何に精緻な言葉や数字を使用しても正確に表現することが不可能なのではないでしょうか。ただ、このように考えることは、言葉を駆使してすべてを説明しようとする哲学を否定してしまう側面があることも承知しています。しかし、私は、敢えて物質でしか表現できない哲学的要素を誰かに伝達するという可能性に賭けてみたいと思っています。
今回の「ギャラリー島田Deux」での個展においては、理性と感性が、その密度を薄めることなく、重層構造をなしているような作品を提示したいと思います。
是非、御高覧ください。お待ちしております。
矢原繁長 YAHARA SHIGENAGA
◆1F deuxにて 12:00〜19:00
※火曜日は〜18:00、最終日は〜17:00まで。
■会場の様子 ※画像をクリックすると拡大して表示されます。






