大竹茂夫展> 2008.7/12(土)〜23(水)
−粘菌者の王国−

実生活においても粘菌類に執着する大竹茂夫氏は幻視者にちがいない。粘菌。湿った枯木などに生じる茸の類。マツタケを筆頭に人種の数ほどにも多様で、その魅力の迷宮に出口はないらしい。
大竹氏の描く粘菌類や奇想の動物のリアリティーは、暗喩に満ちた寓話や文明への警告などを独特の色彩、フォルムで表現し、みるものを幻視の迷宮の虜にしてしまう。でも、実は粘菌の寓意は、大竹氏が仕掛けた、絵画が本来もっている官能的ともいえる蠱惑に誘い込むトリックにすぎない。2005年には大竹さんに「この文明が滅びたあとの世界はどうなるのだろうか?」と問い、それが「菌生代」というシリーズとして発表されました。大竹ワールドの住人である菌が人間に取り憑き、菌人類となり、新しい能力を身につけて、異次元の文明、都市を創りあげる物語が始まったのです。さて、その物語の展開は?
◆1F deuxにて 12:00〜19:00
※火曜日は〜18:00、最終日は〜17:00まで。
■会場の様子 ※画像をクリックすると拡大して表示されます。





