松村光秀 自選展> 2008.11/01(土)〜12(水)

松村光秀先生のこと
京都の先生のお宅に初めてうかがってから20年になります。その時の衝撃が今、蘇っています。自らを語ることの少ない方ですが、1979年に先生を襲った事故については聞いていました。整理された作品を順に拝見し、その筆力と異形な人物にど肝を抜かれました。そして‘89年の初個展。会場全体に溢れていた鬼気・妖気を鮮明に覚えています。しかし、それぞれの作品は抑制が効いて美しく、激情や感傷に流れることがないのです。亡くなられた直後に泣きながら奥様と三人のお子さんを描いた「縄とんで」ですら悲しみが純化・普遍化されていることに驚かされます。
そうした松村先生の姿は、焼失した初期の作品「身勢打鈴(しんせいたりよん)」のシリーズにおいてすら哀しみ・怒り・不信・エロスなどをどこか突き放して戯画化・客観視して描くことで、かえってリアリティーを獲得していることに気が付きます。
それは松村先生の常住坐臥の佇まいでもあり、いつも先生の個展や画集のタイトルが「身」「姿」「体」であることがその解答でもあります。
今回の「自選展」は、そうした歩みを二つのギャラリーを使って回顧展のように自ら構成されました。天才的な筆力と人間に対する深い洞察。稀有の作家の作品をじっくりとご覧下さい。
■11月1日(土)17::00からオープニングを行います。
先生を囲み作品をゆっくり鑑賞して頂きながら、皆さんといい時を、いいお酒と過ごしたいと思います。
*案内状に時間の表記がもれておりましたことお詫びいたします。
*通常通り12:00-19:00*火曜日は-18:00、最終日は-17:00までです。
◆1F deuxにて 12:00〜19:00
※火曜日は〜18:00、最終日は〜17:00まで。
■会場の様子 ※画像をクリックすると拡大して表示されます。





