石井一男展> 2006.6月24日(土)〜7月5日(水)
石井さんの「女神」を一心にながめておられた方の眼が潤み流れた。長い時間でした。
奥様からお手紙をいただき、大変な手術を受けられる心の支えとして求められたとあった。
「女神」は病室に飾られ、ご主人はそれをながめてすごされ、手術は成功であったと、うれしい知らせがとどいた。そのような情景をたびたび見てきました。孤独で純粋な魂の輝きが共鳴するのです。15年前に石井さんと出会い埋蔵画家の発掘と書いて以来、石井さんはすこしも変わらぬ生活です。でも絶対的な孤独感に苛まれることはなくなったでしょう。作品をとおして多くの方と語りあっているからです。その生きる力が作品に力を与え、凛とした気配を醸し出しています。
大阪、東京と旅をしてきた女神たちが久しぶりの我が家に戻ってきました。今回はギャラリー島田Deuxで、石井さんの世界をじっくりとご覧いただきたいと思います。
◆1F deuxにて 11:00〜18:00
※最終日は〜16:00まで。
■会場の様子





